夕陽の美しさと瞬間の意識 | 自然の中で見つける心の静寂

昨日の夕陽をみて感じたことを書きます。

日の入りの時刻は7時2分でした。
7時前にカーテン越しに窓を見ると、オレンジ色になっていました。衝動的に慌ててカーテンを開けると、まさに太陽が沈むところでした。

一瞬その美しさに見とれてしましました。
Twitterでもある人が「今日の夕陽は涙が出るくらい綺麗だった」と書き込みしてました。

つぎの瞬間、私の口から「わー。綺麗だ。」という言葉が出ました。その瞬間、今まで私が感じていたことが、色あせたのをはっきり意識できました。

太陽が沈む美しさに、思考が「綺麗」というレッテルを貼った瞬間です。そして、記憶にそのレッテルが貼られた瞬間でもありました。

「今」まさに見とれていた意識が思考によって過去のものになった瞬間を明確に感じ取れました。

これが、見ているものすべてが色あせていく、みずみずしさを失うということなんだということがはっきりわかりました。

見るのもにレッテルを貼らずに「あるがまま」みる。意識すればできると思った瞬間でした。

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