2024年1月8日から始まった「月9」枠のドラマ「君が心をくれたから」についての思ったことを書きます。永野芽郁と山田裕貴が主演し、斎藤工が「あの世からの案内人」として出演しています。
このドラマで斎藤工が話す「心は五感が作る」というセリフに、深い気づきを得ました。五感とは視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚のことで、これらは私たちが外界の情報を感知する手段です。私たちの心は、これらの感覚器官から得られる情報によって形成されていきます。
ドラマでは、永野芽郁演じる主人公が、ある出来事によって、五感を一つずつ失っていきます。五感がないと心を作ることが困難になるという設定は、深いメッセージがあるなあと思いました。普段は目や耳に頼りがちですが、実は鼻や舌、皮膚の感覚も等しく重要です。これらの感覚をフルに活用することで、私たちは自己理解を深め、成長していきます。
このドラマを観て、日頃五感をどれだけフルに活用しているか疑問を持ちました。特に視覚や聴覚に頼ることが多く、他の感覚を忘れがちです。五感全てが感じ方や思考、そして心を形作る上でいかに重要かを再認識しました。日常生活で五感を意識し、豊かな心を育むことの大切さを再認識しました。
さらに、このドラマを見て昨年7月にコロナにかかり、その後遺症で味覚がおかしくなった経験を思い出しました。当初は味が全く感じられず、その後塩味だけが感じられるようになり、何を食べても塩辛いという状態になりました。この体験から、食べる行為において味覚がいかに重要な役割を果たしているかを痛感しました。このように五感一つ一つが私たちの日常生活において重要な役割を担っており、それぞれが心を形成する上で欠かせない要素であることを改めて感じさせられました。
このドラマが、どのように展開していくのかが楽しみです。
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