満月と愛犬:自然との一体感を感じる平和な夜

満月今日は満月です。私は去年まで、愛犬と一緒に、満月を眺めていました。その季節季節の空気の匂い、風が肌に当たる心地よさ、虫や鳥の鳴き声に浸りながら、愛犬と満月を眺めていました。じーっと眺めていると自分が周囲と一体になっているような気がしてくるから不思議です。愛犬も心地よいのでしょう、ずっとたんぼを見ていました。

昨日から、無性に田んぼで月を眺めたくて、帰りがけに田んぼに行きました。今日の満月は格別にきれいでした。たんぼに水が入り始めたので、水面に月が映ってキラキラしていました。田おこしをして水を入れているので、土の濃厚なにおいがします。草も生え始めたので、草の匂いと土の匂いが混じった春の匂いがしました。愛犬が傍らにいるかのような気がしました。というかいたのだと思います。一緒に月を眺めたかったのでしょう。というか私に今日の美しい月を見せたかったのかもしれません。

そうやって何も考えないで、自然をただただ眺めていることが、本当に幸せに感じられます。幸せとは、何かを得ることではなく、元来自分の中にすでにあるものだと思います。美しい月を眺めて、美しいと思う、それだけで十分なのだと思いました。

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