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【動画】身延山久遠寺で見つける精神的ウェルネスと自己反省

ノウハウ
精神的ウェルネスと自己反省

私は年2回(3月と9月)、山梨にある身延山久遠寺にお参りしています。最初は日帰りでしたが、早朝からある朝のお勤め(大勢のお坊さんが読経する1日の行事)に参加するために「山本坊」という宿坊に、ここ最近は2泊しています。

宿坊というと敷居が高いような気がします(私も宿坊に泊まるのって難しいのではと思っていました)がそんなことはありません。久遠寺参詣者のための宿泊施設です。日蓮上人の六人の直弟子の一人、日頂上人によって創設され、徳川家康の側室「お万の方」、そしてその孫の「水戸黄門御老公」も宿泊された徳川家ゆかりの宿坊です。由緒ある宿坊ですが、ご住職、奥様、スタッフの方は、本当に親切で、お線香の匂いが香る静寂の空間です。

年に2回、こちらにお世話になり、朝のお勤めをはじめ久遠寺にお参りしたり、参道にある喫茶店(園林Cafe Zencho等)で甘いもの食べたりして、日頃の喧騒とはかけ離れた空間で、振り返りをしています。振り返りといっても、何をしたかといった仕事の振り返りではなく、「自分自身の在り方」の振り返りです。私は、最近「私は」という自我を終焉させることをテーマにしています。「私はこんなにやってるのに・・・」とか「この先私はどうなるのだろう・・・」とか「私に降りかかった過去の出来事」とかといった「私は」という意識です。この「私」という意識が、これまでの人生の様々な問題を引き起こしてきたのだと思っています。逆に自我を終焉させるために、これらの問題が起こったのかもしれません。毎朝瞑想して「考えない訓練」をしていますが、半年ごとに、どうだったのだろうと振り返りをしています。

3月と9月のお彼岸に行くと決めていますので、1年のリズムにもなります。半年ごとに決まって振り返るようにするわけです。生活にリズムを作る(年・月・週・日)ことは大切だと思います。うつ病になったことがありますが、生活のリズムが様々なことで崩れたことが原因だと思っています。

私は最近、何かを達成するといった目標というのを定めていません。毎日の一つ一つの積み重ねが何か形になるのだと思っています。だから、この年2回の宿坊での宿泊も、ただ単にそうすると決めているだけです。こうした時間を持つことによって私のテーマである「自我の終焉」に少しでも近づけばよいと思っています。

この動画をご視聴いただき、宿坊に対する敷居が少しでも低くなればいいと思います。

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