「やりぬく力」はグリット(grit)とも呼ばれ、心理学者でペンシルバニア大学教授のアンジェラ・リー・ダックワース氏が提唱した理論です。
社会で成功するためには、才能やIQ(知能指数)や学歴ではなく、「やり抜く力」こそが、最も重要な要素だといっています。TEDでのアンジェラさんのプレゼンをご紹介しますので、是非ご視聴ください。
コロナ禍で、世の中は、何が起きても不思議ではない「不確実な時代」に突入しています。1年前、コロナによって世の中がこのような状況になっていると誰が想像できたでしょうか。
会社を取り巻く環境も、この状況で過去最高の「利益」も出している会社もあれば、過去最高の「損失」を出している会社もあります。このように会社によって天と地との営業利益に差がある時代は、今までにあまりありません。企業をとりまく環境の変化のスピードが速くなっています。
また、従来からAIやICT、IOTといった技術革新によって、世の中が変わり始めていましたが、私はコロナによって、この変化に想像以上の加速がついたと思っています。そう遠くない将来、世の中は激変します。今の文明が、新たな文明に代わるくらいの大きな変化だと思います。
そうした環境下、どんなことがあっても、決してあきらめずに、最後までやる続ける、「やり抜く力」は、さらに必要になってきます。多くの会社が「やり抜く力」を備えた人材を求めています。
グリットには以下の4つの要素があり、それぞれの頭文字をとってgritと呼んでいます。