職務経歴書の職務経歴に書く実績数字の効果的書き方についてお話します。
まず実績数字を採用担当者に伝えるにあたって2パターンあります。
一つ目は
経験した仕事と志望する会社の仕事が同じ場合
二つ目は
経験した仕事と志望する会社の仕事が違う場合
この二つでは採用担当者に伝えるべき内容が違います。
一つ目の場合は
実績数字をそのまま伝えます。同じ仕事なので、今までの実績数字を新しい職場でも達成してもらえることを採用担当者は期待します。つまり「私は年間○○件、○○円の営業成績を達成しておりますので、貴社でも同等以上の営業成績をあげることが出来ます。」ということです。
一方二つ目では、そもそも仕事が違うのですから、実績数字自体にはあまり意味を持ちません。ここで伝えるべきことは、どのような力を使ってどのような方法でその実績を達成したかです。実績数字はその証拠となるわけです。つまり採用担当者は「こういう方法でこういう力を使ったからこの実績をあげたのだな。であればこの方法・力を当社のこの仕事でも応用して成果を期待できるな。」と思うわけです。
この再現性のある力が重要で、実績数字はその裏付けになります。
ですからふたつめの場合は、実績数字のみを書くのではなく、方法・力など、どのようにして達成したのかを丁寧に書くことが必要です。項目名も「実績」とするよりも「アピールポイント」としたほうが良いです。
このように実績数字は、二つのパターン、どちらかを見極めて書き分けることが重要です。