今朝はドトール珈琲農園で朝食をとりました。店内はゆったりしていて、3蜜ではないので、コロナの心配はないかと思いました。
私は、朝の日課として、必ずどこかで30分「池上本門寺のお坊さんのお経」を聞いて瞑想しています。何も考えない時間です。
始めたころは何も考えないようにしようとすると、昨日のこととか、今日やる仕事とか、嫌な出来事とか、いろいろ考えてしまいました。考えるというよりは、頭にポッ、ポッとうかぶといったほうが近いかもしれません。
ただ目をつぶっているだけだといろいろ、浮かんでくるので、お経を聞いてお経に集中するようにしました。
すると、頭にいろいろ思い浮かばなくなり、頭の中が静寂になりました。
昔は、たえずエアコンの室外機の音のように、ずっと頭の中でいろいろな思考が、ざわめいているような感覚でした。
しかし、これをやるようにしてから頭の中がすごく静かになりました。クリアになったと言う方があっているのかもしれません。
この考えない時間(瞑想)を、私は昼に30分、夜に30分行っています。始めてから2年になります。頭がすっきりしたおかげで、周りのいろいろなことに気づきようになりました。相手がどんなことを考えているのかもなんとなくですが見えてくるようになりました。
今晩は満月なので、近くの田んぼで月を眺めてきました。
本当にきれいな月でした。
この時間も何も考えない時間(瞑想)です。
月と星を眺め、カエルの鳴き声を聞いて、田んぼの土の匂いと、草木の新緑の匂いをかいでいると、本当に幸せな気持ちになります。
道端で若者が携帯で話をしながら、お酒を飲んでいました。
月がきれいなので出てきたそうです。きれいな月を見ているとコロナ忘れますね。と言われました。
こういった意識が、私たちの本来の姿なのではないでしょうか。いろいろなものにまみれていると、本来の自分の姿を見失ってしまいます。考えないことにより、本来の自分がわかってくるような気がします。それは、何物にも代えがたい美しいものであると私は思います。
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