ココナラで転職希望者の「職務経歴書」を添削していて一番感じることは、職務要約が書かれていなかったり、書いてあっても採用担当者の目に留まる記述になっていないことです。
職務要約は職務経歴書の顔です。応募者が多数の場合、採用担当者は、大量の書類を見なければなりません。全部の書類を最初から最後まで熟読することは不可能です。
そこでこの職務要約をみて、気になった書類だけを最後まで読みます。
だから、職務要約は非常に重要な項目です。
ではどうやって書いたら採用担当者の目に留まるのでしょうか。
採用HPのチェック
こちらは、ユニクロのデザイナー・パタンナーの求人詳細です。
職務内容と応募資格が書いてあります。
まず、職務内容（どんな仕事をするのか）と応募資格（どんな知識・経験・能力が求められているのか）をチェックします。
太文字にしたところがポイントです。
職務要約の書き方
次に採用HPで書かれていることの中で、自分の知識・経験・能力を書いていきます。
先ほどの例だと
「お客様の需要を瞬時にキャッチし、商品企画スピードをアップさせ、お客様にタイムリーに届ける」ユニクロの考え方に共感し、挑戦していける、ウィメンズアイテムのパターンメイクの仕事で、「ウィメンズ商品のパターンメイク経験」と「工程を管理した経験」が求められています。さらに「CADが使える人」は歓迎です。
これらに当てはまる自分の経験を書きます。職務経歴書を添削していると自分の経験をただ書いている方がいらっしゃいますが、採用HPで書かれていること以外の知識・経験・能力はあまり重視されません。
特にこの例の場合は「ウィメンズ商品のパターンメイク」「工程管理」「CAD」の３つの内容は必ず入れなくてはなりません。近い内容でも構いません。
採用担当者は、ここにこの３つの内容が書かれていると、その下の職務経歴をみて、具体的にどんな「ウィメンズ商品のパターンメイク経験」「工程管理経験」「CAD経験」をしたのかを見て、具体的に内容が書かれていれば、じゃあ実際に会って書かれている内容を確かめようということになります。
職務要約は
１）採用HPの職務内容・応募資格をチェックする
２）キーワードとなる言葉を抜きだす
３）自分の経験をこのキーワードに当てはめる
といった流れで書きます。
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