マインド

利他の心の実践:日常での小さな行動が生む大きな変化

ノウハウ
利他の心

「利他の心」っていう言葉知っていますか。

知らない方でも「利己の心」は知っているのではないでしょうか。「自分だけがよければいい」と考える心です。ベクトルが自分に向いちゃってる人です。これに対して「利他の心」は「人によかれ」という心です。

先日、実家の庭木伐採を造園業者の方にお願いしました。このお願いした方が、まさに「利他の心」で仕事をされていたので、その方のお話をします。

一度に複数の業者に作業の見積もりが依頼できるミツモアというサービスがあります。そのサービスで実家の近くの造園業者に見積もりを依頼しました。実は庭木の伐採、昨年の12月に5社に見積もりを依頼したんです。その時は、父が自分でやると言って、業者にお願いしませんでした。

それから7か月近くたって、これ以上庭木をそのままにしておくわけにもいかず、その時メールの返信が良かった、サニー造園さんにお願いしました。決め手は、返信が速かったことと、「お客様の喜ぶ顔が確信できるまで作業する」をモットーに丁寧な接客を心掛けて活動しております!と書かれていたことです。さらに「妻、子供たちの為に一生懸命働きお客様に満足していただきます」と紹介欄に書かれていました。

リピータも年間200件もあり、「尊敬する師匠のおかげで自信を持って作業をしております」とあり、技術力もあると思いました。クチコミも良く、こちらにお願いしようと思いました。

見積のために初めて現地でお会いした時、誠実な人柄がにじみ出てる人だなあって感じました。父親は昔から愛着のある木は自分で手入れしたいと強く思っていました。しかし、寄る年波には勝てず、出来ることが少なくなっていました。そこをサニー造園の鈴木さんは、父の話を丁寧に聞き、剪定の説明をされていました。父も丁寧に説明していただいたのと、プロの方に自分の庭木の手入れを認めてもらったおかげで、安心してお任せする気になりました。

当日は、手際よく木を剪定していただき、大量の切り枝もてきぱきと処理されて、庭は元の輝きを取り戻しました。作業中なのにも関わらず、父が話しかけることにも嫌な顔せず、優しく話されている姿を見て「お客様の喜ぶ顔が確信できるまで作業する」はうそではないなあと思いました。これが「他人によかれという利他の心」です。

剪定前剪定前の庭

剪定後剪定後の庭

副業をするにあたって、リピータの獲得は、売上に大きく左右します。一つのサービスをきっかけに次のサービスに繋がれば、サブスクのように、ある程度見込まれた収益をあげることができます。しかし、これは収益をあげるためにお客様に接するのではないことが重要です。お客様のために仕事をして結果として、お客様にリピートしていただき、収益が得られるという循環です。

サニー造園さんは、この循環が出来ているんだと思いました。私も含めて人は、とかく自分の利益を優先してしまいます。しかし、これは短期的には利益を上げることは出来ても、長期的には常に新しいお客様を探さなくてはいけないのですから大変です。自分のサービスをご利用いただいたお客様を大切にし、リピートしていただく方が、新しいお客様を探す労力がなくなり、お客様へのサービスに自分の力を集中できますから、長期的には利益があがります。

私もココナラで就活や転職の模擬面接や書類の添削を行っていますが、目の前のお客様に真剣に向き合い、そのお客様の背中をそっと押す応援者であり続けることを意識しています。おかげさまで書類の添削をした方が、書類を通過し、模擬面接をお申込みいただくというパターンが非常に多いです。こうして総販売数が1350件を超えるまでになりました。

副業を始める方、今されている方にとって、「利他の心」は大切な考え方です。

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