就活

効果的なES作成:キーワードと構造の重要性

ノウハウ
キーワードと骨組み

ES(自己PR・ガクチカ)を書くときは、キーワードと骨組みを意識して書くと相手に伝わる文章が書けます。特に応募者が多い場合は、採用担当者は1枚1枚の応募書類を熟読している時間はありません。単語を追うようなイメージで文章を見ていきます。(読むのではありません。)

興味のある単語を追っていくので、相手の目に入るようなキーワードが重要になってきます。そして、このキーワードを中心に文章を組み立て、骨組みとします。

このキーワードと骨組みがない文章は、だらだらとした印象を相手に与え、読み終わった後に何が言いたいのかよくわからない文章になります。

たとえば「問題解決力」をキーワードにした場合、それを「どういう経験によって身につけ」「会社に入ってどう活かすか」というのが骨組みになります。下にあるのが例文です。400字の字数の場合、キーワードは1つです。たくさんキーワードを入れると何が言いたいのかわからなくなります。

私はアパレルショップで販売員のアルバイトをしています。月額の売上額を○○万円から○○万円にするという目標をたて「接客の改善」と「商品の分析」を実行し目標を達成しました。私はこの経験から「問題解決力」を身につけました。貴社でも業務遂行、目標達成のためにこの力を活用して貢献したいと考えています。(146文字)

骨組みは146文字ですので、あと254文字で肉付けをします。どういう方法で「接客の改善」や「商品の分析」を行ったかを書きます。文字数が400字より多い場合は、「その実行の過程でどんな問題が生じたか」「それをどうやって克服したか」を書くと良いです。字数が多くなってもこの文章で、相手に伝えたいことは、『接客のアルバイトで「問題解決力」を身につけ、それを会社に入って業務推進や目標達成のために活かし貢献したい』ということです。

このようにキーワードと骨組みを意識して文章を書くと、相手に伝えたいことが明確になり、相手に伝わる文章になります。気がついた方もいらっしゃると思いますが、だから何をキーワードにするかが重要になってきます。キーワードの選定については、「キーワードの選定」で説明します。

TSUNAGUの記事をご覧いただきありがとうございます。TSUNAGUでは、就職活動、転職、副業支援など、様々なサービスを提供しております。キャリアアップを目指す皆様に役立つサービスの詳細は、こちらのリンクでご確認いただけます。あなたのキャリアの成功をサポートするため、TSUNAGUは様々なサービスを用意してお待ちしております。